事業会社での実績が依頼の決め手
独立系のメディア運営企業取締役が数億円プロジェクトのサポートを依頼した理由とは?
オフィス越川との関わり | クライアント |
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プロフィール | 独立系のメディア運営企業 |
フェーズ | 既存のビジネスモデルとは別のあり方を模索している段階 |
担当プロジェクトの事業規模 | 数億円 |
役職 | 代表取締役、取締役の2名 |
一緒に仕事をすることになった背景は?
もともとシステム開発で取引のあるITベンダーに、今後の会社の方向性や漠然とやりたいことを相談する機会があり、話の中で、新規事業の立ち上げなどをやっていて、小回りが利く人材がいるということで、越川さんを紹介してもらいました。
実施する決め手は?
食事などをとりながら、何度かミーティングを重ねる中で、私たちと物事を考えるフィーリングが近く、理論や理屈だけでなく発想力があることを知りました。ちょうど、弊社の新しく始動したプロジェクトがあり、ブレスト形式の議論に参加してもらうことにしました。実際にいっしょにやってみて、プロジェクトに参加してもらい、こちらのイレギュラーな要望や希望にも真摯に対応してくれる姿勢が良かったですね。また、コンサルティング会社の経験だけではなく、事業会社で残してきた実績があったことが最後の決め手でしたね。
要件、仕事の中身は?
ある特定の対象者、セグメント向けのコミュニティサイトの企画にあたり、インターネット上の既存コミュニティを色々と調査し、弊社のターゲット特性を検討し、サイトの企画の方向性を探るという業務を依頼しました。対象者のうち、限られたターゲットに、かつ、世代間を結びつけるコミュニティのあり方を模索するという抽象的で難しいテーマの仕事だったと思います。
やってみてどうなったか、どうだったか?
検討の開始時は仕事の着地地点自体が曖昧だったため、敢えてこちらから課題を明示して、コンサルタントから解決のアイデア提案を受けるという通常のコンサルティングのスタイルはとらず、ラフなケーススタディをもとに、弊社と越川さんが議論、ブレストを重ね、課題解決の方向性を見出す「共創型」の検討を進めました。結果、検討の中で予期せぬ多くの発見があり、当初には思いもつかなかったサイトのあり方やアイデアが見えてきました。社外に居ながらこうしたコラボ型の検討ができることが、彼の強みと感じました。現在そのプランをもとに中期的な大きな仕掛けを動かしているところで今後が楽しみです。
今後どう関わろうと思っているか?
越川さんのところは、コンサルティング業務を通じて培った、医療やIT事業に関わる幅広い知識、ウェブも含む全体的なマーケティングのほか、その分野でトップクラスの専門家たちとの人脈をもっている会社です。小回りが利く組織なので、業務の内容や規模に応じて、外部のネットワークを活用し課題に取り組んでもらえるため、私たちのような規模が小さく人的資源に限りがある企業にとっては、テンポラリー的に必要な専門性が高い社内スタッフのような姿勢で、社外から客観的な視点を与えてくれる貴重な存在です。機会があれば、また、業務でコラボしたいと思っています。